川越城(河越城) / 埼玉県
扇谷上杉持朝が長禄元年(1457)に家臣の太田道真(資清)・道灌(資長)父子に命じて 築城させたもの。
天文15年(1546)扇谷上杉氏は、それまで対立していた山内上杉氏・古河公方と手を結び川越城奪回を図るが奇襲にあい大敗(川越夜戦)。
以降、後北条氏の支配となるが天正18年(1590)、豊臣秀吉の関東攻略に際し、川越城は前田利家らに攻められて落城。徳川時代には江戸の北を守る重要拠点として酒井氏が配置され、その後も幕府の要職にある大名が藩主に任じられた。
川越城は、本丸・二の丸・三の丸等の各曲輪、四つの櫓、13の門からなり、総面積が 9万8千坪余りの規模を持つ城郭となった。
御殿建築が現存する例は極めて少なく貴重。
城の概要
通称、呼び名 | 初雁城、霧隠城 |
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城郭構造 | 平山城 |
天守構造 | なし |
築城主 | 太田道真、道灌父子 |
築城年 | 1457年(長禄元年) |
主な改修者 | 大道寺政繁、松平信綱 |
主な城主 | 扇谷上杉氏、後北条氏、酒井氏、 |
遺構 | 堀・土塁・御殿の一部・移築物3棟 |
指定文化財 | 県有形文化財(本丸御殿) |
インフォメーション
営業時間 | 9時~17時 |
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電話番号 | 049-222-5399 |
定休日 | 月曜(休日の場合、翌日の火曜) |
費用 | 本丸御殿 100円 |
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